こんにちは!ブログ担当のeye(アイ)です!
土地情報を探していると「現況上物有、現況渡し」や「現況古屋有、解体更地渡し」などと表記されているものを目にします。
古家付き土地とは、価値がほぼ無い住宅が建っている土地のことです。
この「古家」というのは、老朽化が進んで傷みが激しい住宅が多く、ほとんどの場合は土地購入後に解体費用がかかると思ったほうが良いと思います。
その解体費用を踏まえた上で、更地よりも土地価格が安くなっているなど安くなっている理由があると思います。
解体費用は建物の面積で変わりますので見積もりを出してもらい購入のの検討をすることをお勧めいたします。
■土地が劣化している可能性がある
古家があった場所には、地盤沈下や地中の埋没物などがある場合もあるため、解体後の土地の状態を確認する必要があります。
■規制や手続きの問題
古家の解体には、地方自治体の条例や建築基準法の規制などを守る必要があります。
■時間がかかる
古家の解体に時間がかかりますのでスケジュール管理が必要となります。
上記のように、解体費用や地盤の調査費用なども考慮すると、相場よりもトータル費用が高くなることもありますので注意が必要です。
金額が安いからと即決で購入せず専門家にその土地を見てもらい、どのような問題が考えられるのか、解決にはどのくらいの時間を要するのかをよく見定めて購入のご検討をして頂ければと思います。
遺産相続で市街化調整区域の土地を相続した場合、土地活用する場合はどのような問題が出てくるかわかりませんのでスケジュールや資金の調整など余裕をもって計画することをお勧めいたします。