こんにちは!ブログ担当のeye(アイ)です!
ついに最終回、シリーズ企画「購入する物件が決まった後にすること」その8です。
物件探しを行い、内見を進めていき、色々比較した中で『よし、この物件を購入しよう』という段階になったら、その後は何をすればよいのでしょうか。
物件が決まった後の流れについて、今回もお伝えしていきます。
前回からお伝えしておりますが、もう一度全体の流れを把握しましょう!
大きく分けると下記のような流れになります。
1. 買付申し込み
2. ローンの事前審査申込
3. 売買契約内容の確認
4. 売買契約
5. 住宅ローンの本審査申込/本審査承認
6. リフォーム打合せ
7. リフォームの請負契約
8. 住宅ローンの金消契約(金銭消費貸借契約)
9. ローン実行、残金決済、不動産の引渡し
10. リフォーム着工
11. お引越し
前回は、『9.ローン実行、残金決済、不動産の引渡し』についてのポイントについてお伝えしました。今回は、『10.リフォーム着工』についてお伝えしていきます。
中古の不動産を購入した後、新しい所有者が家を改装したいと思うことはよくあります。不動産の引渡しを受けますと、もう不動産は自分のものですので、室内にも引渡し後自由に入れます。お引越しされる前に、リフォームが必要な方は、事前にリフォームの準備が必要です。リフォームする場合は、所有権が移転し不動産の引渡しを受けたあと、スムーズなプロセスを確保するために、次の点を注意しておきましょう。
・マンションの規約や管理組合について調べる
マンションの規約や管理組合のルールに従ってリフォームしなければならない場合がある
事前に確認し、ルールに違反しないようにする
戸建て等、大掛かりなリフォームによっては、建築基準法に基づいて許可が必要になることがあります。壁を壊す、配線や水道を変える場合は許可が必要です。法的トラブルを避けるために建築会社を通じて、許可はどのようなものが必要かを確認しておく必要があります。
・マンションの管理組合にリフォームの許可を取る
中古マンションでは、管理組合にリフォームの許可を取らなければならない場合がほとんどです。規約やルールに従って申請し、許可を取得する必要があります。
各マンションによって異なりますが、工事1ヵ月前には書面により理事長の許可が必要となっているところが多いです。とはいえ、不動産の引渡しを受けてから、丸々1カ月工事が着工できないというのも時間的なロスが大きすぎますので、不動産の引渡しが決まった時点であらかじめ、関わってくれた不動産業者を通じて交渉してもらうとよいでしょう。
・許可を取ったら、事前に隣接住戸に工事前にあいさつ
事前に管理組合への申請を行うのは前提として、近隣の方々へのお断りや挨拶も前もって行うようにしておきましょう。工事中には騒音や資材の運び込みなどもあるため、事前にお知らせをするなど住民の方々への配慮を忘れないようにしましょう。その際のご挨拶はリフォーム請負業者と一緒に回る、もしくはリフォームの請負業者に依頼するのもよいでしょう。
大がかりなリフォームの場合、工事中は部屋で生活することができないため、お引越し前の賃貸解約も逆算しておく必要があります。工事期間の長さによっても、その間の賃料等の生活費が変わるので、あらかじめスケジュールをリフォーム請負業者と打ち合わせの上、確認しておきましょう。
リフォーム工事をする際には、電気と水道の開通が必要になるケースがほとんどです。不動産の引渡しを受けたら、リフォーム請負業者と相談の上、電気・水道等のインフラの開通手続きが必要となります。
不動産引渡し後のリフォームについては、事前の準備がとても大切になります。
不動産の引渡し後であれば、いつリフォームしても自由ではありますが、ローンの支払いが始まり、現賃料と二重に払いになる期間をより短くするのには、リフォーム業者とどのぐらい事前に打ち合わせ、スケジュールをしているかによります。
住宅購入の契約を結んだら、なるべく早めにリフォームの内容、リフォーム業者の選定をし事前に動いておくことがポイントとなります。
不動産の取引は初めてで分からないことが多いと思いますので、このリフォームのスケジュールなども取引をまとめている担当の不動産業者に相談しながら進められます事をお勧めします。
8回に渡ってお伝えしてきましたシリーズ企画「購入する物件が決まった後にすること」、今回で最終回となりました。
改めて土地から新築住宅に限らず、マンション、中古物件など網羅する内容なので、ご自分に当てはまる部分をご参考にしていただければ幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました!