こんにちは!ブログ担当のeye(アイ)です!
土地を買って家を建てるパターンや建築条件付き宅地を買うパターンでは、土地選びが最初のステップになります。
土地選びにはいろんな要素が関係してくるので、一つ一つ確実にチェックしていきましょう!
本日はポイントその3です。
敷地のチェックで忘れてならないのが、日々の生活に欠かせないライフラインの状況です。
まず、上水道については、引き込みの有無が問題になります。これは、敷地内に水道のメーターボックスや引き込み一の目印となる杭があるかどうかで分かります。もし、道路の本管から新たに引き込むとなると、少なくとも50万円以上の工事費がかかります。
引き込み管の口径も、確認しましょう。メーターボックスの蓋を開けてみると、25mmといった数字が書いてあります。水道の引き込む菅の口径はまちまちですが、多いのは13mm、20mm、25mmの三つです。古い住宅地ではだいたい13mmですが、13mmで対応できるのは、蛇口が5か所までです。最近の一戸建てでは、明らかに不足しますから、通常で20mm、2世帯住宅なら25mmに取り換える必要が出てきます。口径が現地調査で分からない場合、水道局に問合せしてみましょう。
排水には、トイレからの「汚水」、キッチンや浴室からの「雑排水」、そして雨樋からの「雨水」などがあります。そういった排水は、「最終桝」と呼ばれる箱に集められ、敷地の外へ流れていきます。最終桝は、通常道路の近くに設けられています。更地の場合、その位置を示すのが下記のようなパイプや蓋です。
最終桝に集めた排水の処理には、大きく分けて二つの方法があります。一つは、道路に設置された下水道に直接放流するものです。道路に下水道が通っているかどうかは、マンホールの蓋の存在で分かります。
下水道がない場合は、敷地の中に浄化槽を設ける必要があります。汚水と雑排水を一緒に処理する合併浄化槽では、1家族4名用で100万円を超える費用がかかります。浄化槽な必要なエリアでは、土地の価格にこうした費用も含めて考えておくことをお勧めします。
ガスの引き込み管は通常、端にプラスチック製の杭があるので、比較的簡単に見つけられるでしょう。ただ、現地に行ってみると杭がない場合もあります。その時は、道路にGのマークやステッカーがあるかもしれないのでチェックしてください。
都市ガスが来ていない地域では、プロパンガスを利用する事になります。東京23区内でもまだプロパンガスのエリアはあります。
ライフラインの最後は電気です。
電力会社には供給責任があるので、電気の来ない土地は基本的にありません。引き込みも簡単です。
ただ、問題なのは、電柱や電線が敷地の近くにある場合です。工事中はもちろん、住みはじめてからも邪魔になる可能性があります。現状では、さほど気にならなくても新たにCATV用の太いケーブルが設置されることもあります。
邪魔になる電柱は移動してもらえるケースがあります。費用は、敷地の外で、近い範囲内なら10万円~20万円くらい、敷地の外にあるものと敷地の中(例えば隅など)に入れる時は無料の事も多いようです。
3回にわたって納得できる土地選びのポイントをお伝えしてきました。
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