こんにちは!ブログ担当のeye(アイ)です!
今回もシリーズ企画「購入する物件が決まった後にすること」その6です!
物件探しを行い、内見を進めていき、色々比較した中で『よし、この物件を購入しよう』という段階になったら、その後は何をすればよいのでしょうか。
物件が決まった後の流れについて、今回もお伝えしていきます。
前回からお伝えしておりますが、もう一度全体の流れを把握しましょう!
大きく分けると下記のような流れになります。
1.買付申し込み
2.ローンの事前審査申込
3.売買契約内容の確認
4.売買契約
5.住宅ローンの本審査申込/本審査承認
6.リフォーム打合せ
7.リフォームの請負契約
8.住宅ローンの金消契約(金銭消費貸借契約)
9.ローン実行、残金決済、不動産の引渡し
10.リフォーム着工
11.お引越し
前回は、『6.リフォームの打合せ』『7.リフォームの請負契約』についてのポイントについてお伝えしました。今回は、『8.住宅ローンの金消契約(金銭消費貸借契約)』についてお伝えしていきます。
住宅ローンを利用して不動産を購入する方にとっては、こちらも重要なプロセスになります。住宅ローンは、本審査で承認がおりたところとローンの金消契約(金銭消費貸借契約)を交わして、初めて決済日に融資となります。
1.ローン本審査申込(複数行可能)
2.ローン本審査承認
3.不動産の決済日(住宅ローンの融資実行、売主様へ残金をお支払いする日)の確定
4.住宅ローンを利用する金融機関の確定
5.ローンの金消契約日の予約
6.住民票・印鑑証明書の取得
7.住宅ローンの金消契約
8.決済日に住宅ローン融資実行
各項目を見ていきましょう!
住宅ローンの本審査は、一般的に事前審査の通った金融機関を最優先で行い、その他気になる金融機関がある場合は、速やかに売買契約後本申込をします。
1行でもローンの承認が取れ次第、不動産取引にかかわっっている不動産会社に速やかにその旨をご報告ください。
本承認の確認が取れ次第、売主様との間で不動産取引の「決済日」を決めます。以降その日程に合わせて全て逆算して動いていきます。
ローンの本審査を複数の金融機関でされた方で、複数行から本承認を得られた方は、最終的にどの金融機関にするかローンの条件を比較してなるべく早く決定する必要があります。
ローンの契約日は、メガバンクなどの金融機関では一般的に『融資実行日(決済日)まで中5営業日が必要』と言われること多いですので、一つの目安は決済日の1週間ぐらい前までにローンの契約を済ませておく必要があります。この辺りは金融機関によっても違いますので、必ず事前にスケジュールを確認の上、金消契約日を予約しましょう!
ローンの金消契約の際に、住民票・印鑑証明書が必要となります。所有権を登記する際の住所と抵当権の設定するために必要となる書類です。この提出する書類に記載の住所が登記されます。従って、自宅用で不動産購入される方は、現在の賃貸等でお住いの住所(現住所)ではなく、購入する物件の住所で登記を希望される方が多く、その際は「新住所」での登記をするために、ローンの契約までに住民票を新住所に移す必要があります。
この「新住所登記」か「旧住所(現住所)登記」のどちらにするかは、様々なご事情が絡みますので、不動産業者に相談された上で、決められることをお勧めします。
事前に金融機関に予約した日に必要なものを持参して金融機関にてローンの契約を行います。
最後に決済日にローンの融資実行が行われ、融資頂いた金額と自己資金で売主様へ残金をお支払いします。その後、専門家である司法書士の先生が売主様に残金が支払われたことを確認し、所有権の移転登記・抵当権の設定登記行い、完了という流れになります。
住宅ローンを利用する場合には、決済日までのスケジュールが重要なポイントとなります。
特に複数の金融機関に本審査申込をされる方は、いつまでにどの金融機関にするかタイトなスケジュールになる可能性がありますので、不動産の取引をまとめている担当の不動産業者に相談しながら進められます事をお勧めします。