こんにちは!ブログ担当のeye(アイ)です!
電気温水器に電気給湯器、エコキュートと、電気を使ってお湯を沸かす機器の名前がいろいろあります。さらにエコジョーズ(ガス給湯器/ガス温水器)やエネファーム(家庭用燃料電池)やエコワン(ハイブリッド給湯器の商品名)と似たような名称の機器もあるので、まずは一度整理してみましょう。
・電気給湯器 電気を使ってお湯をつくる
① 【電気温水器】・・・電熱ヒーターでお湯をつくる
② 【エコキュート】・・・大気中の熱を使ってヒートポンプでお湯をつくる。
・ガス給湯器(温水器) ガスを使ってお湯をつくる
① 【エコジョーズ】ガス給湯器(温水器)の中でも高効率なタイプ。燃焼時の熱を再利用することで省エネ化
・エネファーム ガスの中にある水素と大気中の酸素で発電し、お湯もつくる
上記以外では、「エコキュートと同じ機能」と「エコジョーズと同じ機能」を自動で使い分ける電気とガスのハイブリッド給湯器もあります。
つまり、
エコキュートは「電気」
エコジョーズがお湯を沸かす際に使うエネルギーは「ガス」
エコワンは「ガス」と「電気」のハイブリッド給湯器の商品名(リンナイ)
エネファームは「ガス」で電気とお湯をつくる機器
電気給湯器には電気温水器とエコキュートがありますが、お湯のつくり方が違います。
電気温水器は
電熱ヒーター(金属に電気を流して発熱させる)の熱と水の熱を熱交換することでお湯をつくります。電気ポットと基本的に同じです。
エコキュートは
電熱ヒーターを使いません。電気は主にお湯をつくるためのサイクルを回す動力として使います。エコキュートはヒートポンプシステムを使ってお湯を作る仕組みになっているのが特徴です。室外機を設置して空気を送り込み、コンプレッサーを使って空気を圧縮して熱を発生させています。そして、圧縮された空気の熱を水熱交換機に送り込み、貯湯タンクに入っている水を温めることでお湯を作り出しているのが特徴です。電力をそのまま熱エネルギーにする一般的な電気温水器とは異なり、空気を圧縮するというプロセスを上手に活用しているのがエコキュートです。
【電気代】エコキュートの方が安くなりやすい
【導入コスト】一般的な電気温水器の方が低くい
【スペース】室外機の設置が必要になるのでエコキュートの方がスペースを必要
エコキュートの寿命は一般的に10~15年程度といわれています。なぜ10~15年なのかというと、エコキュートが故障をしたら修理をする必要がありますが、メーカーは生産終了したエコキュートの部品を10年間程度しか保管していません。そのため、10年以上使用したエコキュートが故障すると、修理をする部品自体が無いため、買い換えるしかないケースが多くなるのが要因としてあげられます。
また、この寿命・耐用年数10~15年という数字は、定期的にメンテナンスをおこなった場合のもので、お手入れを怠ればエコキュートの寿命はもっと早く尽きてしまいます。
上記のようにエコキュートも10~15年でいずれ故障してしまいます。中古住宅購入を検討している物件がエコキュートだった場合、交換費用も見積もっておきましょう。
エコキュートと交換費用は機種によってさまざまですが、本体と工事費合わせて30万円~50万円ぐらいみておくといいでしょう!
オールPanasonicの高性能住宅であるエステートハウスはコスパの面からオール電化でエコキュートを採用しています。
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