こんにちは!ブログ担当のeye(アイ)です!
前回に引き続き、住宅ローンと同様、十分検討していただきたい団信についてです。
住宅ローンでマイホームを買おうとしている人にとっては、とても大きな問題です。物件も決まって最後のローン申し込みで団信に加入できないのでNGとなってしまってはショックも大きくなります。物件探しも大切ですが、ローンを利用する方は、予め団信についても最低限の知識を身に着けておきましょう。
今回は、住宅ローンの本申し込みの際に、団信の告知書を書く必要がありますが、告知書を記載する時の注意点についてお伝えします。
団信の告知書記入で大切なポイントは、質問に対する事柄を「ありのまま」答えて保険会社に知らせることです。軽い気持ちで、過去の病歴や現在の健康状態で事実と違う事柄を告知するのは、絶対にやめましょう。
告知書で事実を告知しなかったり、事実と違うことを記載・告知したりすれば、保険会社から「告知義務違反」とみなされます。
告知義務違反になれば、保険会社は団信の保険契約や特約を解除します。契約を解除されてから住宅ローン契約者に万一のことがあれば、団信の保険金を受け取れません。その結果、住宅ローン返済ができず破綻してしまうという最悪の事態も考えられます。団信に加入したいからといって事実と違う告知をして、その結果大切な住宅ローンの保障も大切な住宅も失ってしまうのでは、意味がありません。
告知義務違反には何一つメリットがなく、デメリットしかありません。必ず正しい告知をするようにしましょう!
持病があったり健康診断で指摘を受けたり、健康状態に不安があるときはワイド団信の検討を同時にしましょう。不安がれば、仲介業者の担当者または、金融機関の担当者に相談ください。
ワイド団信とは、一般の団信よりも告知内容が緩和されている引受基準緩和型の団体信用生命保険です。そのため一般の団信の審査で引き受けを断られた方でも、ワイド団信なら引き受けてもらえる可能性があります。
ただワイド団信に加入するためには、住宅ローン金利に一定の金利上乗せが必要になるケースがほとんどです。また健康状態に不安があったとしても、一般の団信に加入できる場合はあります。そのため、まずは一般の団信で審査を受けてから、ワイド団信を検討するようにしてください。ただし、融資承認まで時間がない方は、前述のとおり一般団信とワイド団信を並行して出しましょう。
万一のときに住宅ローン残高が保障される団信。
家族にとって安心できる手厚い保障が魅力ですが、団信の加入時には健康状態の告知と審査が必要です。
団信の加入条件や審査内容は非公開となっています。そのため「入れるか、入れないか」は事前に分かりません。もし告知書に該当する質問があっても、加入できないというわけではないです。まずはありのままの健康状態を告知し、審査を受けることが大切です。
健康状態に不安があるからといって、告知書に事実と違う告知をすれば団信の保障を得られません。住宅ローンの返済ができなくなる可能性もあります。事実と違う記載・告知にはデメリットしかないので、必ず正直に告知してください。家族全員が安心して団信の保障を得るために大切なのは、正しく告知書を記入し、適切な保障で備えることです。
また団信にはさまざまな種類があり、それぞれ審査内容も違います。一般の団信で審査に通らなければ、健康に不安がある方でも加入しやすい「ワイド団信」の加入も検討してみてはいかがでしょうか。